彼が部長を務める部署には大人しい女子社員がいた――
彼女は休憩時間でも誰とも絡まずに、一人でずっと本を読んでいる人だった。
もっと他の社員とコミュニケーションをとってほしいと日々思うが、人付き合いが苦手だった。
そんな彼女に彼は話しかけ、少しずつ距離を縮めていく。
ある日、彼女の方から「相談がある」と持ち掛けられる。
「実は私、女装男子なんです」と言われ、驚愕する彼だった。今までぜんぜん気づかなかった。完全に女性だと思い込むほど彼女はクオリティが高かったのだ。
「会社を辞めた方がいいですか?」と言う彼女に対し、どう答えていいのか分からない……。
答えを出せずに相談に乗っているとき、彼女の魅力に惹かれていき、ついに関係を持ってしまった。
そして彼女は彼の妻とも仲良くなり、家にまで入り込んできた――。